2015年10月15日

「捨て子たち、星たち」再演

かつてかいつか、もしかしたら結構今も。代替可能で/交換可能で/無名のものだからこそ、その声は継がれて不変になりうると信じていた。けれど今同時に、代替不可能性の中に宿る存在の神秘なればこそ、と思う。その声は、消えるからこそ。余韻と余波、気配やざわめきでしか受け取り得ない、聞き取り得ない存在の震え。

音楽詩劇研究所公演「捨て子たち、星たち」 シアターΧ
posted by hamigoe at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記