2016年06月16日

橋を渡して橋を渡って

少しずつ次の景色を見に向かっているのがわかる。考え方も、かっこいいと思うものも面白いと思うものも変わる。世界観や目的が変わるのではなくて方法が変わるのです。観せることを知ったからだなあ。その道を知ったからだ。道を拓く、丁寧に石を敷いていくような道の作り方を知ったからだ。観る喜びと観てもらえるように立ち居振る舞うことがわたしの中で橋がかかり、その空中で編み込んで景色の先を一緒に見ようとするような作業そのものが、橋渡しになることを体感できたからだなあ。音楽家の音により歌い手の声により、虹色の橋があなたからわたしへ、かかる瞬間を体感できたからだなあ。それに震えたからだ。誰にも読まれなくていいのだけど、自分だけのものとして置いておきたくないことは、誰に読まれてもいい場所に置いておこうと思いました。
posted by hamigoe at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記