2018年12月10日

2018年12月10日

12月もあっという間に10日過ぎ、今年があと21日で結びを迎える。
去年から今年は人間として深掘りすること、寄り添うこととはどういうことか、実践と試行の日々だった。日々、やるべきことを打ち返しているだけでは巡ってこない時間だった。生きることと生きててもらうことに精一杯になることで、生きることに精一杯な人、一生懸命真面目に仕事をして自分を育ててくれた両親のことも、一緒の時間を過ごす人々、すれ違う人々のこともまた身近に見えてきた。年始の父の怪我もあったし、親族の不幸もあって普段会わない親戚のみなさんとも会った。家族が被災した。色々な網目の関係性が色濃く、私の周りの網目のことを強く意識する日々。あえて見ないようにしてきたわけではないつもりだったけど、それでも見落としてきた蜘蛛の絲のような糸、意図。手繰り寄せたり掘り起こしたりがんじがらめになったり揺りかごになったり。深淵しか見えないような井戸も何度か覗き込んだ。身を乗り出しすぎて落ちてしまう恐怖、何も見えない不安、徒労感が相棒。それでも耐えてじっと目を凝らす。水が湧いてることに気づく。どんなに暗くても水が湧いてることに気づく。前向きや後ろ向きに味付けされることない、ただ湧いている事実が私を潤してくれる。直接飲まなくてもいい。ただ水が湧くという事実が、乾いた喉を潤す。想像の中で、私は満たされる。泣いてるから(かもしれない)。自浄するから生命は。蓄えた水分と養分でぐんぐん伸びる。加齢してるし、ぐんぐん感は当社比です。
今日は給料振込みの日。先月も来た球を打ち返し続けた成果。ごっつぁんです。
うるぁ、作品をつくるぞ、これからもっともっともっと!
posted by hamigoe at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記